東急8500系

系列情報

系列名 8500系
該当形式
  • デハ8500形
  • デハ8600形
  • デハ8700形
  • デハ8800形
  • サハ8900形
製造初年 1975年
最終製造年 1989年
製造車両総数 400両
車両性能
最高速度
120km/h
加速度
3.0km/h/s
減速度(常用)
3.5km/h/s
減速度(非常)
4.5km/h/s
8500系概要

8500系は、地下鉄半蔵門線の相互直通運転車両として、1975年に田園都市線に投入されました。運転開始直後は、東横線や現 大井町線でも見られましたが、新玉川線の開通に伴い田園都市線の利用客が増えたため、田園都市線・新玉川線のみで使われるようになりました。その後、10両編成化に伴う増備により400両が製造され、東急で最も車両の多い形式でもあります。また、1976年には、ローレル賞を受賞しました。

営業運転開始時から比較し、行先表示器のLED化や、排障器の設置、座席シートの更新などが行われています。

しかし、5000系、2020系の増備により廃車が発生しました。5000系増備時には、5+5編成が分割され大井町線へ転属されましたが、2018年から2019年にかけて廃車となり大井町線での運行は終了しました。2023年には最後まで活躍していた1編成が引退し、48年の歴史に幕を閉じました。

編成外観

8500_01

田園都市線用8500系標準スタイル@つくし野

8500_02

田園都市線用幕式編成@宮崎台

8500_03

大井町線後赤帯の8500系

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大井町線用帯意匠の8500系。行き先表示器は、フルカラーLED化されている@自由が丘

8500_05

TOQ-BOX編成時代の8634F@溝の口

8500_06

青帯シャボン玉編成時代の8637F@あざみ野

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全面表示器がフルカラーLED時代の田園都市線8500系@藤が丘

行先表示器

8500_11

田園都市線用8500系標準スタイル@中央林間

8500_12

田園都市線用幕式編成@あざみ野

8500_13

田園都市線用白色LED式編成@市が尾

8500_14

大井町線用白色LED式編成@尾山台

客室内

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8500系室内未更新車@中央林間

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8500系室内更新車@中央林間

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最終増備車の車内。7人がけの椅子には仕切り版がある@二子玉川

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一部の編成ではモケットの色が赤色に変更された@押上

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更新車でもモケットの色が変更された編成がある@中央林間

車内表示器

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8500系車内表示器。現在は8634Fと8637Fのみで千鳥配置である@中央林間

8500_62

反対側はドア開閉案内のみ@中央林間