東急2000系

系列情報

系列名 2000系
該当形式
  • クハ2000形 (形式消滅)
  • クハ2100形 (形式消滅)
  • デハ2200形 (形式消滅)
  • デハ2250形 (形式消滅)
  • デハ2300形 (形式消滅)
  • デハ2350形 (形式消滅)
  • デハ2400形 (形式消滅)
  • デハ2450形 (形式消滅)
  • サハ2700形 (形式消滅)
  • サハ2800形 (形式消滅)
製造初年 1992年
最終製造年 1993年
製造車両総数 30両
車両性能
最高速度
120km/h
加速度
3.3km/h/s
減速度(常用)
3.5km/h/s
減速度(非常)
4.5km/h/s
概要

2000系は、田園都市線朝ラッシュ時の運転本数増強のために、9000系をベースとした地下鉄線直通対応車として、1992年に投入されました。2000系は新製時から車いすスペースがあります。さらに2003Fは新製時から行先表示器にLEDを搭載し、これ以降の新形式の車両の行先表示器はLED式となっています。

2001Fと2002Fは田園都市線に配置されましたが、2003Fは、最初は8両編成で製造され一時東横線で暫定使用されていました。その後、3編成全てが田園都市線所属となりましたが、東武線への乗り入れは行われませんでした。

2017年より改造工事が行われ、2018年には全編成田園都市線から撤退。2003Fは一度2000系とし出場、大井町線転属に伴い5両編成化され、数か月間大井町線で運行しました。その後、15両が9020系に更新され、残り15両が廃車となり、2000系は形式消滅しました。

編成外観

2000_01.jpg

田園都市線用2000系。白色LEDに変更された@宮崎台

2000_02.jpg

LEDを搭載した二次車。現在は白色LEDを採用@梶が谷

2000_03.jpg

大井町線用に改造された2000系@中延 – 荏原町

行先表示器

2000_11.jpg

一次車は幕式、二次車は3色LED式だったが、現在は全編成白色LED化されている@長津田

客室内

2000_51.jpg

一次車の3号車と9号車は貫通路の扉のデザインが変更され、椅子下の蹴込板が後退している。その他の車両は9000系と同じ@押上

2000_52.jpg

大井町線用に改造された後の車内@大井町

車内表示器

2000_61.jpg

2004年に全編成に取り付けられた。千鳥配置となっている@押上

2000_62.jpg

2段式案内表示器と反対側は、ドア開閉案内のみ@押上